11月24日にゴールデンエイジプロジェクトが行われました。
ゴールデンエイジとはおおよそ10歳から12歳を示していて、スポーツにおいても見たものをすぐに吸収できる時期とも言われています。兵庫県では20種目のスポーツについて、Golden Age Project(子供スポーツ教室)を展開していますが、剣道については兵庫県剣道連盟 阪神地区協議会が主催となり、兵庫県剣道連盟から浦和人先生(教士八段)と辻英信先生(教士七段)、室谷理恵先生(錬士六段)を迎えて行われました。今年度の参加者は小学生、指導者を合わせて約70名です。 上ヶ原剣道会からは3名と指導者1名が参加しました。
10時から始まった講義は浦先生より「剣道の理念」から、袴の5本の“ひだ”には「五常の精神」とする「仁=思いやり」、「義=正しい筋道」、「礼=礼儀作法」、「智=正しい判断力」、「信=うそをつかない」といった意味がある、といった「心」のお話を聞くことが出来ました。その後は、辻先生と室谷先生による木刀による剣道基本技稽古法の指導がありました。この稽古法は来年度の一級審査の項目にもなっています。いつもながらに、この稽古法を正しく行う事は難しいです。辻先生が、この稽古法を行う姿を見るとその人の技量が分かると言われておられましたが、本当にその通りで、自分の苦手な動きが如実に現れます。
午後からは浦先生による防具をつけての素振りの稽古、面をつけての打ち込み稽古と最後は指導者の稽古と16時までみっちり、稽古が出来ました。
改めて、基本を大切にと感じました。
ゴールデンエイジだけではなく、指導をする立場においても勉強となる良い時間を過ごすことができました。 参加した子供たちも見たこと、感じたことをどんどん吸収して、普段の稽古の中に生かしてくれると期待しています。
(平成25年11月24日(日)尼崎市小田体育館)

(北夙川少年剣友会、生瀬剣道会、錬心会と記念撮影)
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